国民の栄養白書2020年度版


国民の栄養白書2020年度版
感染症の流行と栄養の今後
——感染症との闘いの歴史に学ぶ新しい栄養の道——


人間の歴史は、感染症との闘いの歴史でもあります。古くは紀元前からあった天然痘をはじめ、ペスト、コレラ、スペイン風邪など感染症のパンデミックにより人間の生活や社会のしくみに大きな影響を及ぼし、世界的なパラダイムシフトを生んできました。今回の新型コロナウイルス感染症もパンデミックを起こし、「新しい生活様式」を生み出すなどいままでの社会の在り方とは違ったスタイルを構築しようとしています。そうした感染症との闘いのなかで、栄養が果たしてきた役割とは何でしょうか。また、これから果たしていくべき役割はなんでしょうか。今年の『国民の栄養白書』では新型コロナ・パンデミックをきっかけとして感染症と栄養について振り返るとともに、これから栄養が感染症との闘いや地域社会、新しい生活様式においてどのような役割を担うべきか、考えていきたいと思います。

■監修:中村丁次(神奈川県立保健福祉大学学長)
■企画・制作:ヘルスケア総合政策研究所

■定価:本体価格4,000円+税
■体裁:B5判/168ページ
■ISBN:978-4-86439-975-3
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国民の栄養白書2020年度版

商品コード 400996
¥4,400 (税込)
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目次

■巻頭特別インタビュー
 新型コロナウイルス感染症のパンデミック後に栄養が果たす役割とは
 中村丁次:公益社団法人日本栄養士会 代表理事会長/神奈川県立保健福祉大学 学長

■第1部 感染症の歴史と栄養
 第1章 感染症の歴史と感染対策
     感染対策コンシェルジュ:丸石製薬株式会社
 第2章 栄養改善を目指した公衆栄養活動とこれからの感染症対策
     酒井 徹:徳島大学大学院医歯薬学研究部実践栄養学分野 教授
 第3章 高齢者施設での感染症対策
     蓮村友樹久:社会福祉法人同胞互助会愛全診療所 所長
 第4章 パンデミック時の給食管理
     下田 静:医療法人社団葵会東京本部栄養・食事部門マネージャー
         医療法人社団ちとせ会熱海ちとせ病院栄養科 科長
 第5章 外出自粛時の食事はどうあるべきか
     納 啓一郎:国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院総合内科 医長
 第6章 新しい生活様式と「食」
     堀口逸子:東京理科大学薬学部 教授/内閣府食品安全委員会 委員

■第2部 免疫機能における栄養の役割
 第1章 免疫系のしくみ―生体防御における炎症と栄養
     武藤 剛:北里大学医学部衛生学/千葉大学予防医学センター
 第2章 免疫機能を高める食事とは何か
     弘田量二:松本大学大学院健康科学研究科 教授
 第3章 腸内環境と免疫の関係
     原 浩祐:ニュートリー株式会社学術部 部長
 第4章 感染予防の時間栄養学
     柴田重信:早稲田大学先進理工学部電気・情報生命工学科 教
 第5章 運動後の免疫低下と栄養
     鈴木志保子:神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部栄養学科 教授
     竹田和由:順天堂大学大学院医学研究科 准教授
 第6章 手術に向けて準備すること、終えてからも心がけること
     —免疫力を強化させ、術後早期に回復するために—
     谷口英喜:社会福祉法人恩賜財団済生会支部神奈川県済生会横浜市東部病院 
          患者支援センター長・栄養部部長

■第3部 これからの地域社会と栄養
 第1章 感染症の流行を踏まえた地域における栄養活動の取り組み
     NPO法人ぽけっとステーション
 第2章 コロナ禍における訪問栄養指導の取り組みと今後の課題
     中村育子:医療法人社団福寿会慈英会病院在宅部栄養課 課長
 第3章 地方行政が進める「食」のサポート
     江部 瞳:新潟県長岡地域振興局健康福祉環境部地域保健課 主任
     野口彩佳:新潟県長岡地域振興局健康福祉環境部地域保健課